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整骨院開業までの8つのステップとは?事業計画からオープンまでの流れを詳しく解説

初めて整骨院を開業するときは、何をどんな流れで行えばいいのか迷ってしまうものです。開業までには8つのステップがあり、いずれも重要な役割を担っているため事前に理解しておくことが大切です。一つひとつの工程を丁寧に進めることで、失敗のリスクを減らすことにもつながります。

この記事では、ステップごとにポイントや注意点を踏まえながら、開業までの一連のフローを詳しく解説します。

整骨院開業の流れ

整骨院を開業するときは、以下の8つのステップを踏みます。それぞれのステップで何を行うのか、ポイントや注意点も併せて見ていきましょう。

STEP1.整骨院の事業計画~資金計画

事業計画と資金計画は、以降のすべてのフローで道しるべとなるものです。きちんと計画することで、自信をもって事業を推進できます。

まず、事業計画とは、事業の目標を実現するための手段や行動を具体的に示し、文書化していくこと。整骨院の事業計画書の策定手順は次のとおりです。

  1. 事業の方向性を決める
  2. ターゲットや競合を分析する
  3. 経営資源(人、物、金)を把握する
  4. メニューやサービス、内外装の方針を決める
  5. 事業計画書としてまとめる

資金計画とは、事業の目標を実現するために必要な資金を概算し、調達方法や運用方法のプランを立てること。家賃や内外装工事費のほか、治療機材や備品を含む設備費、広告宣伝費などが含まれます。整骨院の開業資金の目安は次のとおりです。

  • コンパクトな店舗の場合で1,000万円程度
  • 40坪くらいの平均的な店舗で2,000万円程度

開業資金の詳細については、こちらのページでも解説しております。

内部リンク:「整骨院の開業資金はいくら用意すべき?相場と内訳、調達方法も解説」

STEP2.整骨院の立地選定

次のステップは、整骨院の立地と物件の選定です。以下の点に配慮しながら行います。

【立地を選ぶときのポイント】

  • 事業計画で立てたターゲットが居住しているか
  • 近隣に競合となる施術所があるか

【物件を選ぶときのポイント】

  • 人目につきやすい場所か
  • 顧客が通いやすい場所か
  • 駐車場を確保できるか
  • 資金的に無理がないか

コリドールでは、商圏情報を提示しながら立地選定をお手伝いしています。世帯数、世帯年収、男女比、年齢などを学区レベルまで落とし込んでご提案するため、精度の高いマーケティングが可能です。物件選びでは、店舗設計・施工のプロの視点からサポートいたします。

STEP3.設備選定

設備のなかで特に高額となるのが電気治療器などの治療機器です。施術内容に合ったものを、予算を考慮しながら選定していきます。

機能や価格のほか、サイズも選定するときのポイントになります。大きすぎると施術スペースを圧迫したり、動線を阻害したりする可能性が。店舗のレイアウトを踏まえ、配置のしやすさも考慮すると失敗しにくいです。

導入方法は、メーカーやディーラーから直接購入する方法と、リースを活用する方法があります。いずれにしても体験してから導入するのがおすすめです。納品に時間がかかるものもあるため、期間に余裕をもって発注しましょう。

STEP4.院内レイアウト・工事

物件決定後は、院内レイアウトおよび工事です。以下の点を意識してレイアウトを決定します。

  • ストレスのない動線
  • コンセントの配置、良好な空調環境
  • 競合との差別化

レイアウトでは主に動線がポイントです。機材を置くスペースも考慮しながらレイアウトを決めていきます。それに伴い、コンセントや空調にも配慮が必要です。また、従来の整骨院のレイアウトが必ずしも正しいわけではなりません。差別化を図る意味でも、オリジナリティを大切にしましょう。

依頼先は、整骨院の実績のある業者、設計と施工を一貫している業者を選んだほうが、良いアイデア・アドバイスをもらいやすく、コンセプトの共有もスムーズです。

院内レイアウトについては、こちらのページで詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

内部リンク:「人気を集める整骨院のレイアウトとは?デザインや費用、施工例をご紹介」

STEP5.開業申請手続き

整骨院開業の際には複数の届出が必要です。以下に主なものをまとめました。

届出の種類提出先
施術所開設届管轄の保健所(開業後10日以内に提出)
受領委任取り扱いに係わる届出管轄の厚生局(保健所の受理印のある施術所開業届の写しが必要)
共済番号、防衛省番号の取得のための届出
  • 共済組合連盟
  • 地方公務員共済組合協議会
  • 防衛省
労災保険指定機関になるための届出管轄の労働基準局
個人事業開業の届出(個人事業主として開業する場合)管轄の税務署(事業開始から1ヶ月以内に提出)

必要な書類については、管轄機関のホームページをご確認ください。特に保険請求をする場合は、提出する書類が増えるため、後で慌てることのないよう事前にチェックしておくと安心です。

STEP6.整骨院の集客

開業にあたり欠かせないのが集客活動。ツールの制作には時間を要する場合があるので、開業に間に合うよう事前に段取りをしておくと安心です。

以下は開業時の主な集客ツールです。

  • チラシ
  • ホームページ
  • SNS
  • 外観のデコレーション

開業時の集客でぜひ検討してほしいのが、チラシのポスティングです。目新しい手段ではありませんが、一定の効果が見込めます。開業前のプレオープンの告知にも有効です。

集客のノウハウについては、こちらのページで詳しく解説しています。取り入れやすいものもあるので、検討してみてくださいね。

内部リンク:「整骨院の効果的な集客手法、集客戦略とは?ターゲティングと差別化がポイント」

STEP7.人材採用

治療はもちろん、サービス業の側面がある整骨院は人材の力が大きく影響する業種です。人材採用にも力を入れて取り組みましょう。採用に備えて以下のことを行います。

  • 求める人材像を明確にする
  • 労働条件の決定
  • 求人サイトへの掲載、人材紹介会社の活用
  • マニュアルの作成など

成功している整骨院は共通してスタッフが魅力的であり、良好なチームワークがとれています。技術も大事ですが、理念やコンセプトを共有できる人を仲間に迎えられるといいでしょう。

STEP8.営業開始

いよいよ営業スタートです。本格的に営業を開始する前にプレオープンをする整骨院が少なくありません。

プレオープンは開店日のおよそ2日〜1週間前に実施するケースが多いです。院内の見学会や無料体験など、それぞれの整骨院に合った方法を選びましょう。

プレオープンのメリットは、近隣への宣伝効果だけではありません。試験的とはいえ実際に整骨院を運営することで、スタッフの実践的なトレーニングになります。また、機器の動作確認をしたり、スタッフ間のオペレーションを確認したりと、本格始動に向けた準備ができる点もメリットです。

注意点としては、プレオープンでも100%の接客・施術を行うことです。一度マイナスの印象を与えたら、それを覆すことはなかなか難しいものです。来店された方がいい評判を広げてくれるよう、最善の対応を心がけましょう。

整骨院開業は頼れるパートナーとともに

整骨院開業の8つのステップをご紹介しました。やるべきことがたくさんあり、不安に感じることもあるかもしれません。そんなときは、ビジョンやコンセプトを共有できるパートナーがいると心強いものです。

コリドールでは、これまで多数の整骨院の内外装を手掛けてきました。そこから得た経験をもとに、オーナー様に寄り添ったサポート、アドバイスを行なっています。開業への一歩を踏み出すときは、ぜひ当社を頼っていただけたらと思います。